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徳島病院存続署名「吉野川市人口41,500人を上回る署名の勢い!」  「世論」が県知事と地元県議を動かす!


徳島病院を守る会は、12月20日に、徳島県庁と県議会を訪問し、徳島県知事要請と徳島県議会請願を行いました。



今年8月からスタートした徳島病院存続署名運動は、開始から4ヶ月余りで「吉野川市の人口41,500人を上回る勢いで、地域の「世論」をつくってきました。

その「世論」が、県知事と地元県議を動かしています!


下記のURLから徳島県医労連情報「県知事要請」ニュースをダウンロードできます。

https://docs.wixstatic.com/ugd/664cac_7bd0675ac8ae45c49dea4be9ba5896a6.pdf


飯泉県知事への要請は、まず、樫本県議が徳島病院存続の重要性を説明しました。


樫本県議は説明の中で12月25日に知事自らが厚生労働省へ出向き、徳島病院移転問題を取り上げることに触れ

「年末の忙しい中、早速、厚労省へ行かれるということで住民は大変喜んでいます。」


「徳島病院は立地が非常に良い。地盤も良い。災害からは最も安全な場所なので残していただきたい。」と強調しました。


続いて、岡田晋世話人から丁寧に趣旨説明を行いました。



【徳島病院存続の要望説明に対する飯泉県知事コメントのポイントは3つ


1.知事は、かつての健康保険鳴門病院の民営化問題に関わり、政策医療を県が担う必要性に言及しました。その趣旨は「社会保険病院を民間へ売却した地域では政策医療ができなくなっている。なぜか? 民間は儲かる医療しかしない。」と指摘し、鳴門病院の民営化を防ぎ、地方独立行政法人徳島県鳴門病院として、県が政策医療を担う必要性を強調しました。


2.「徳島病院を守る会」など、現実にある住民の声を厚生労働省へ届けることを約束しました。


3.次に、知事は、徳島県内での徳島病院の医療機能の位置づけに言及しつつ、「地元の理解を得られず」現在の病院存続運動を招いた国立病院機構の対応に疑問を呈しながら、徳島県としては、新たな局面として「難病医療」と「災害医療」を重要な政策医療と位置付けて、12月25日に国立病院機構を管轄する厚労省の考え方を確認しに行く、との考えを示しました。

(※アンダーライン部分の記事を12月26日に追加修正しました。筆者)




2018年12月21日付の徳島新聞記事を紹介します↓↓



吉野川市選出の樫本孝県議(自民県連幹事長)と原井敬県議(自民)が紹介議員を快諾しました。




【樫本県議と守る会からの要請を受けての飯泉県知事コメントを忠実に紹介します】



災害拠点病院を応援する災害医療支援病院として徳島県が指定をするために徳島病院を直接視察に行きました。


その当時は廃止をするという話は全くなく

だからこそ新たな投資をされたのだと思います。


そうした経過があり

今年2月に出された移転方針とは「どういうことだろうか?」

我々の方でも・・・


4月の段階では、吉野川市の皆さんがかなり(病院存続で)動かれました。


国立病院機構には、

「まずはしっかり説明をして、地元の皆さんの理解を求めることが大事だ」

ということを話してきました。


「移転・廃止ありきではないだろう」ということを申し上げてきました。



その中で、なかなか(地元の)理解を求められるどころか、今ではこういうことになっています。


この点においては国立病院機構というよりは、その親元の厚生労働省にしっかりと話をしなければいけいないだろうと考えています。



現在は、筋ジスをはじめ、筋神経・難病指定の幅が広くなり、県としても国と共にやっていかなければならない立場でもあります。新たな局面にあります。


しかも、もう一つは、先ほどから話のある「災害列島」への対策です。


南海トラフ巨大地震と吉野川の対岸に走る中央構造線の活断層帯への対応が必要になるところです。


これらを一連に考えれば、「新たな局面」として、しっかりと考える中でどういった形での存続が有り得るのか・・・


彼ら(国立病院機構)としては、東徳島医療センターと一緒にすることによって、廃止するのではなく、それぞれの医療機能を維持することが出発点となっていますので、皆さん方(守る会)との考え方と、けっして違っている訳ではなく、ただ、その移し方に問題があるのではないかと…この当たりを厚労省にしっかりとその考えを聞いて・・・


まずは、皆さん方のこうした声があるという現実の話を届けると共に厚生労働省として、今後、災害列島と難病対策をどのように考えるのか、責任者に聞いて、今後の方向性を導き出していければと・・・


こうした立場で臨んで行ければと・・・


それは「早い方が良いだろう」ということで、12月25日に行ってきます。その結果については、樫本先生、原井先生を通じて伝わるかと思います。


(※以上が知事コメントです)

下記のURLから徳島県医労連情報「県知事要請」ニュースをダウンロードできます。

https://docs.wixstatic.com/ugd/664cac_7bd0675ac8ae45c49dea4be9ba5896a6.pdf



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