徳島新聞の国立病院「老朽化」記事は不適切な記事です。
2017年12月末、徳島病院(徳島県吉野川市)を東徳島医療センター(徳島県板野郡板野町)へ機能移転すると同時に、病床数を100床削減する計画を発表しました。
徳島病院の実質的な廃止計画です。
移転時期は3~4年後を目途としています。
徳島病院は、入院病床300床の四国で唯一の筋ジストロフィーの医療施設。
徳島県難病医療拠点施設として、難病医療の中心的な役割を担い、2013年9月には、総工事費16億1000万円を投じて、新病棟を開設した矢先の廃止計画です。
しかも、移転先の東徳島医療センター(板野町)で新病棟を建設するという異常な計画ぶり。
全医労徳島地区協議会は、国立病院機構に対し、「再編案」の白紙撤回を求め、国立徳島病院の存続・地域医療の充実・職員の雇用を守るために奮闘しています。
徳島県医労連は全力で支援します。
徳島新聞記事にある「病院施設の老朽化が進んでいる」というのは、既に新病棟がフル稼働して、使わなくなっている病棟と外来診療棟のことであり、地元有力紙としては不適切です。
下記のように、徳島病院は2013年9月に新病棟を完成させフル稼働しています。
同様に、東徳島医療センター(板野町)も新病棟は完成済みです。
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