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国立徳島病院は安定経営 過去7年間トータル6億9000万円黒字

徳島病院の経営状況が分かるように過去7年間のデータを単純化してみました。 独立採算で非常に頑張りすぎているぐらい頑張っています。


国立徳島病院の経常利益推移 トータル黒字


過去7年間トータルの経常利益額は6億9000万円を超えています。


国立徳島病院(徳島県吉野川市)は、通常医療活動に必要とされる運営費交付金(国・県からの公的な補助金)が投入されていません。


これは不採算医療と言われ、民間では不可能な「政策医療」を担う公的病院としては非常に珍しいケースです。

徳島病院は日常診療での運営費交付金が無い中で黒字化を実現しています。

地域医療構想・医療提供体制に関する徳島県交渉では「入院ベッドを機械的に減らす計画ではない。将来にむけて収れんされていくもの」との説明が繰り返されました。

新病棟建設直後に単年度赤字を出していないのは奇跡に近いことです。 経営的にがんばっているという指標は、地域に不可欠な医療機関として、国も県も認めていたはずです。



徳島病院を移転・廃止する理由は何処にもありません。



🔴誤解を招くといけませんので解説しておきます。

【政策医療を担う公的病院への交付金投入は常識です】


日本の診療報酬制度は極めて低額に抑えられていますので、政策医療を担う公的病院が独立採算で経営を維持するのは困難です。


※徳島県立中央病院の2016年度経常剰余は7600万円の黒字ですが・・・ 徳島県中央病院の経常収入には「国県補助金8800万円」「会計補助金13億4000万円」が投入されての黒字です。



※徳島市民病院の2016年度経常剰余は2億1000万円の黒字です。しかし・・・ 徳島市民病院の経常収入には「国県補助金4400万円」「会計補助金8億7400万円」が投入されての黒字です。

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